入れ歯だと絶対他人に知られたくない【40代後半 / 女性】

CASE09 治療前
BEFORE
CASE09 治療後
AFTER

治療の詳細

義歯の種類

上顎の総義歯

製作方法

2回法(仮義歯+本義歯)

治療内容

「前歯がグラグラで、以前より出っ歯になった」というお悩みでカウンセリングにいらっしゃいました。
「インプラントは怖くて踏ん切れない、しかし入れ歯っぽい入れ歯は嫌で、絶対他人には入れ歯だとバレたくない」と強くおっしゃっていました。
前歯はどれもグラグラで保存は不可能でした。しかし左上の奥歯2歯が保存可能でしたが、義歯に境目が出たり、その2歯のために見た目が落ちるようなら、前歯と一緒にその2歯も抜いて総義歯にしたいというご希望でした。当院にて抜歯をさせて頂き、義歯の型を採ることから始めました。
下顎はご自身の歯ですので、その下の歯並びと上の義歯が一体感がなくてはいけません。
折角ですから、「自然観があって、元のご自身の歯並びよりきれいに!」を患者様と共通の目標とし、お話し合いを重ね何度も並び直しをして仮義歯を製作しました。
リハビリ期間中「前歯が少し長いような気がする」ということで修正し、それを本義歯製作に反映し、完成装着となりました。
「これなら誰にも入れ歯だとは分からない」と大変気に入って頂けたようです。

期間

3ヶ月

費用

合計:1,100,000円(税別)
(上仮義歯+上本義歯+治療費)

当院の治療は保険外の治療となります。
治療費の3割だけを負担すればよい保険治療とは違い、費用を全て患者様のご負担となりますのでご注意ください。

総義歯のリスクとその対策

下記参照

治療内容

  1. 当院は、最初にじっくりとカウンセリングをさせていただきます。カウンセリングでは、ご希望やお悩みをすべてお伺いし、レントゲン等の検査をさせていただきます。それらをもとに患者様が現在どのような状態なのか?どのような治療の選択肢があるのか?義歯だけではなく、インプラント、ブリッジ等も含め、考えられる全ての選択肢をご説明し、選択していただけます。
  2. 義歯を選択された場合のみ当院で治療をさせていただきます。抜歯が必要な場合、遠方から来院される患者様は、基本的には地元の総合病院の口腔外科で抜歯されてから、当院にて義歯治療を開始いたします。
    ※当院での抜歯が可能な場合もありますのでご相談ください。
  3. 当院の義歯製作工程
    ①仮義歯無しの場合:型採り→口腔内の義歯の位置決め→試着→本義歯セット→調整
    ②仮義歯有りの場合:型採り→口腔内の義歯の位置決め→試着→仮義歯セット→本義歯のためのカウンセリング、調整、修正→本義歯セット→調整
    義歯は実際の生活で使ってみないと分からないことが沢山あります。当院の義歯製作フィードバック方式は、本義歯を想定した仮義歯で「違和感」「外見」「発音」「食べ心地」などを、ご自宅での日常生活で試すことができます。仮義歯で「全てOK!」という結果が出てから仮義歯と寸分違わぬ本義歯が出来上がるのが特徴であり、大きなメリットです。
  4. 義歯製作の平均通院回数
    ・仮義歯(リハビリ義歯)無し:完成まで4回
    ・仮義歯(リハビリ義歯)有り:仮義歯の完成まで4回、本義歯の完成まで3回、合計7回 
    ※治療の内容により回数が多少増えることもございます。

総義歯のリスクとその対処

  1. 経年変化として歯肉、顎の骨がわずかに減っていき、義歯が緩くなるリスクがあります。その場合、義歯自体を作り直す必要はなく、歯肉や骨が減った分のみを足して緩みを取ることが可能です。
  2. 人工歯が摩耗し、噛み合わせのバランスが崩れ義歯全体が外れやすくなるリスクがあります。その場合、義歯自体を作り直す必要はなく、人工歯のみ交換する事が可能です。
  3. 義歯を構成する材料であるレジンや金属、また調整に使用するその他の歯科材料に対してアレルギー反応を起こすリスクがあります。その場合、アレルギー反応を起こした材料の代替材料を使用する事が可能です。