失敗しない義歯医院の選び方

義歯製作による
トラブルは、
なぜおきてしまうのか?

取り外しのできる義歯を作った
者数、義歯の使用感

平成11年 保健福祉動向調査

取り外しのできる義歯を作った者数、入れ歯の使用感

この円グラフは平成11年に政府統計により調査された義歯(入れ歯)の使用感に関するデータです。このグラフを見ると50%以上の方が何らかの不満を持ち、食べ物の味が分からない、義歯が合わない、話しがしにくいといったトラブルが多いことが分かります。

なぜそのようなトラブルが起きてしまうのでしょうか?

義歯を作る前に知っておきたい5つの真実

「医療広告ガイドライン」により表現に制限があり、一部内容を詳しくお伝えすることができません、ご了承ください。詳しくはカウンセリング時にご説明いたします。

1.保険の義歯の
現状は厳しい

保険は義歯を作ることが
目的、
自由診療は楽しい生活を
取り戻すことが目的

保険の入れ歯の現状は厳しい

日本の保険制度は世界に誇れる医療制度です。しかし保険の義歯(入れ歯)に関しては、様々な制約を受け、厳しい条件下で製作されています。

特に歯科の保険診療は決められた手法、決められた材料、保険で認可されたものしか使えません。それが、時代に合わせて進歩すればいいのですが、治療法や使用材料は、50年前とほとんど変わっていません。当時の平均寿命は男性65歳・女性70歳くらいで、みんな虫歯が多くて、入れ歯需要の洪水のような状態でした。だから、とにかく最低限制生活ができる入れ歯が必要な時代だった(入れ歯を作ることが目的の時代)。寿命も短かったので、そんなに合わない義歯でも問題がなかったんです。その時代に考えられた保険制度が、人生100年時代の今も続いてしまっている…

本来は、義歯を作ることは手段で、不自由を感じていなかったあの頃の生活を取り戻すことが目的です。そのためには、本当に機能する義歯が必要です。義歯をお考えの方は、保険の義歯の現状をお知りになるのが賢明です。

2.保険と自費の義歯の
違いは材料のみ

保険と自費の義歯(入れ歯)の違いは、「自費の義歯は、保検より高価な材料が使われている」それだけです。

保険の義歯
保険の義歯
上顎のみ義歯
自費の義歯
自費の義歯
上顎のみ義歯

3.しかし、自費なら
良い義歯が
できるわけではない

自費の高価な材料、良い材料を使えば、実際に機能する良い義歯(入れ歯)が出来るわけではありません。では良い義歯ができる要因は何だと思いますか?

自費なら良い義歯ができるわけではない

4.歯科医師には
それぞれ得意分野がある

歯科医師には得意分野、いわゆる「専門」があります。歯科には虫歯をはじめ、口腔外科、歯周病、矯正などその他沢山の治療科目があります。その中で複数の診療科目にわたり専門的な高度な治療をすることは難しいでしょう。

歯科医師にはそれぞれ得意分野がある

5.義歯作りで一番大切な
ことは、
貴方がどの
「歯科医師」を選ぶかです

義歯治療は、担当する歯科医師の技術によって治療結果に大きな差が出る治療の一つです。貴方がどの「歯科医師」を選ぶかで、貴方の日常生活における義歯の満足度は大きく変わります。

不自由を感じていなかった
あの頃の生活を
取り戻しましょう

良い義歯で不自由を感じていなかった生活を取り戻す

保険の義歯(入れ歯)も自費の義歯も、治療の最終的な目標は同じです。しかし、義歯の出来としては、そうはなっていないのが現状です。保険の義歯に関しては、歯科医院の経営上、義歯治療にかけられる時間には限界があり、保険が効く材料にも制限があります。その中で患者様が満足する義歯が出来上がる可能性は非常に低いのが現状です。

しかし、自費の義歯に関しても、高価な材料を使えば実際に機能する良い義歯が出来上がるわけでは有りません。個人的見解ですが、義歯の良し悪しに材料が影響する割合は、部分義歯で50%、総義歯歯では10%ぐらいです。では、いったい何で義歯の良し悪しが決まるのでしょうか!?それは全て、歯科医師それぞれが持つ技術と義歯治療に対する信念に他ありません。歯科には、虫歯治療、歯周病治療、義歯治療、その他いくつもの診療科目が有り、歯科医師はそれらに対し基本的な知識を持っています。しかし、全ての治療科目を、高いレベルで行なえるわけではありません。歯科医師には得意分野、いわゆる「専門」があります。その専門分野以外の治療は、基本的なレベルにとどまることが通常です。義歯治療も例外ではありません。歯科医院をお選びになる際は、お困りになっている診療分野を専門におこなっている歯科医院、歯科医師をお選びになることが、良い選択になるでしょう。