保険の入れ歯・自費の入れ歯の迷い方 入れ歯専門の歯科医師が解説します

入れ歯を作る時に、保険の入れ歯、自費の入れ歯、どちらを撰んだほうがいいのか迷われる方も多いのではないでしょうか?

今回は保険の入れ歯と自費の入れ歯で、どんな条件なら保険を選んだ方が良いのか?自費を選んだ方が良いのかの判断基準をお話しします。

目次

選ぶ判断基準は“治療費の高い低い“  と“入れ歯の質“  です

一般に保険の入れ歯の方が安価で、自費の入れ歯の方が高額です。

入れ歯の価格と質は相関関係にあり、安価で良い入れ歯に出会うことは難しいと思っていた方が良いでしょう。

保険の入れ歯を選んでおいた方が良い場合

・入れ歯にあまりお金をかけたくない

・とりあえず 入れ歯というものを試してみたい

・欠損している歯が3本以内である

・お口の中の感覚が神経質ではない

・お口の中の状態が良い方

これらの方は、一度保険で入れ歯をお作りになるのが良いと思います。

自費の入れ歯を選んだ方が良い場合

・お口の中がとても神経質な方

・あなたは難症例です、と歯科医師から言われた方

・入れ歯には見えない審美性や気持ち悪くないなど、より質の高い入れ歯をご希望の方

・多数歯が欠損されている方

上記に当てはまる方は、最初から自費で入れ歯をお作りになった方が良いでしょう。しかし自費の入れ歯なら確実かと問われれば、そうとは限りません

自費の入れ歯なら大丈夫?入れ歯を作るときに一番大切なこと

悩みが解決しない

良い入れ歯を入れたいがどこに行けばいいか分からないという方がいます。何軒も歯医者を回る方が、思ったような入れ歯ができないという方がいます。自費で作れば良い入れ歯ができるだろうと思い自費で入れ歯を作っても、まだ悩まれる方がいます。一体どういうことなんでしょう?

悩みの原因はこうなのでは?

・歯医者選びに失敗している

・あなたの望みが歯科医に伝わっていない

・自費なら良い入れ歯ができると思っている

まずは歯医者の選び方を知ってください。
入れ歯の歯医者の探し方と選び方、どこの歯医者に行けばいいの?参照)。

そして、歯医者に徹底的にあなたの希望を伝えてください。もしかしたら伝わっていないのではなく、難易度が高過ぎる場合もあります。

最後に自費なら良い入れ歯ができるという考えは捨ててください。

入れ歯を作るときに一番大切なこと

それは歯科医師選びです。これさえ失敗しなければ入れ歯作りの90%は成功したも同然です。必ず心が晴れ渡るような日が訪れます。

歯科医師選びに重要なこと

ホームページでカウンセリングを受ける歯科医院を選別し、カウンセリングを予約して、直接歯科医師と自分の口の中の状態について診断を受け、入れ歯の治療についての説明を納得がいくまで受け、そしてここならと確信は持てなくとも心が動くことです。このカウンセリングで決めることが一番確実で、これ以外にはないと言っても過言ではありません。

 

以上です。

あなたの心が良い入れ歯で晴れることを祈ってます。

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