長いこと満足に笑った気がしません【40代後半 / 男性】

CASE06 治療前
BEFORE
CASE06 治療後
AFTER

治療の詳細

義歯の種類

上下の総義歯

製作方法

2回法(仮義歯+本義歯)

治療内容

外見を良くしたい この方は最初はカウンセリングではなく、お手紙をいただきました。そこには、「長いこと満足に笑った気がしません、20代の頃からお口の中のお悩みが深く絶望感さえ味わった」とありました。

CASE06 カウンセリング前にいただいた手紙
カウンセリング前にいただいた手紙

その後カウンセリングにて、「お口の中はインプラントを数本入れたが中止をし、ずっと部分入れ歯や仮義歯で誤魔化してきたとおっしゃっていました。
それが影響されたのでしょう、歯槽骨も左右アンバランスに無くなってしまい難症例に分類されるような状態でした。
部分義歯で境目が出たりそこそこの審美性なら、思い切って総義歯の高いレベルの審美性を求めたいというご希望でした。
総合病院にて、右上の前歯3歯、左下前歯と小臼歯3歯を抜き、当院では型を取ることから治療をスタートしました。
左右のバランスが大きく崩れているので、審美性、噛み合わせ、義歯の安定において非常に難しい症例でした。審美性においては特に何度もお話し合いを重ね、ご要望を可能な限り盛り込み、慎重に仮義歯を作成し、まずは1ヶ月間のリハビリを行なっていただきました。
審美性は仮義歯でも十分ですとおっしゃっていただき、食事もなんでも食べることができるということで、本義歯の製作を行い完成、装着となりました。
お仕事でも、プライベートでも「これで再出発できます」と力強いお言葉で、とても良い表情をされていました。

期間

6ヶ月

費用

合計:2,200,000円(税別)
(上下仮義歯+上下本義歯+治療費)

当院の治療は保険外の治療となります。
治療費の3割だけを負担すればよい保険治療とは違い、費用を全て患者様のご負担となりますのでご注意ください。

総義歯のリスクとその対策

下記参照

治療内容

  1. 当院は、最初にじっくりとカウンセリングをさせていただきます。カウンセリングでは、ご希望やお悩みをすべてお伺いし、レントゲン等の検査をさせていただきます。それらをもとに患者様が現在どのような状態なのか?どのような治療の選択肢があるのか?義歯だけではなく、インプラント、ブリッジ等も含め、考えられる全ての選択肢をご説明し、選択していただけます。
  2. 義歯を選択された場合のみ当院で治療をさせていただきます。抜歯が必要な場合、遠方から来院される患者様は、基本的には地元の総合病院の口腔外科で抜歯されてから、当院にて義歯治療を開始いたします。
    ※当院での抜歯が可能な場合もありますのでご相談ください。
  3. 当院の義歯製作工程
    ①仮義歯無しの場合:型採り→口腔内の義歯の位置決め→試着→本義歯セット→調整
    ②仮義歯有りの場合:型採り→口腔内の義歯の位置決め→試着→仮義歯セット→本義歯のためのカウンセリング、調整、修正→本義歯セット→調整
    義歯は実際の生活で使ってみないと分からないことが沢山あります。当院の義歯製作フィードバック方式は、本義歯を想定した仮義歯で「違和感」「外見」「発音」「食べ心地」などを、ご自宅での日常生活で試すことができます。仮義歯で「全てOK!」という結果が出てから仮義歯と寸分違わぬ本義歯が出来上がるのが特徴であり、大きなメリットです。
  4. 義歯製作の平均通院回数
    ・仮義歯(リハビリ義歯)無し:完成まで4回
    ・仮義歯(リハビリ義歯)有り:仮義歯の完成まで4回、本義歯の完成まで3回、合計7回 
    ※治療の内容により回数が多少増えることもございます。

総義歯のリスクとその対処

  1. 経年変化として歯肉、顎の骨がわずかに減っていき、義歯が緩くなるリスクがあります。その場合、義歯自体を作り直す必要はなく、歯肉や骨が減った分のみを足して緩みを取ることが可能です。
  2. 人工歯が摩耗し、噛み合わせのバランスが崩れ義歯全体が外れやすくなるリスクがあります。その場合、義歯自体を作り直す必要はなく、人工歯のみ交換する事が可能です。
  3. 義歯を構成する材料であるレジンや金属、また調整に使用するその他の歯科材料に対してアレルギー反応を起こすリスクがあります。その場合、アレルギー反応を起こした材料の代替材料を使用する事が可能です。