噛み合わせ(受け口)を治してキレイな口元にしたい【40代前半 / 女性】

CASE02 治療前
BEFORE
CASE02 治療後
AFTER

治療の詳細

義歯の種類

上下の総義歯

製作方法

1回法(本義歯のみ)

治療内容

「歯は半分くらい抜け、残っている歯も揺れているので食べにくい。噛み合わせも受け口なので見た目を綺麗にしたいが、初めての入れ歯なので分からないことばかりで不安で仕方ない」とのお悩みでカウンセリングにいらっしゃいました。
実際、奥歯の噛み合わせが壊れてしまっているので更に反対咬合(受け口)は進み、厳しい状態でした。残せる可能性がある歯が1~2本有りましたが、お話をお聞きすると、「綺麗になるならそれらも抜いて欲しい」ということで、総合病院の口腔外科にてグラグラな歯と合わせて、上7歯、下7歯を抜歯をされ、型どりから当院での治療を開始しました。
受け口を改善して、口元が自然できれいに見えるよう、試着にて何度もお話し合いを重ね、その都度、歯の並び換えを行いました。最終的に患者さまからOKをいただき、仮義歯無しの本義歯を完成装着させていただきました。口元の表情が劇的に変わりましたので、息子さんから、「見慣れなくて戸惑う」と言われるくらいお綺麗になり、喜んでおられました。

期間

1ヶ月

費用

合計:1,800,000円(税別)
(上下本総義歯+治療費)

当院の治療は保険外の治療となります。
治療費の3割だけを負担すればよい保険治療とは違い、費用を全て患者様のご負担となりますのでご注意ください。

仮義歯なしの総義歯のリスクとその対処法

  • 仮義歯によるリハビリ期間を経ずに直接本義歯を完成装着される場合、後に顎の位置がその方本来の良い状態に戻るように変化し、かみ合わせの調整が必要になる場合があります。その他に、歯肉も仮義歯を経た時と比較して変化量が大きくなる可能性があります。どちらの場合も、調整することで良い状態に持っていくことを基本としています。
  • 消耗部位である人工歯が摩耗し、噛み合わせのバランスが崩れ義歯全体が外れやすくなるリスクがあります。その場合、義歯自体を作り直す必要はなく、人工歯のみ交換することが可能です。
  • 義歯を構成する材料であるレジンや金属、また調整に使用するその他の歯科材料に対してアレルギー反応を起こすリスクがあります。その場合、アレルギー反応を起こした材料の代替材料を使用する事が可能です。

治療内容

  1. 当院は、最初にじっくりとカウンセリングをさせていただきます。カウンセリングでは、ご希望やお悩みをすべてお伺いし、レントゲン等の検査をさせていただきます。それらをもとに患者様が現在どのような状態なのか?どのような治療の選択肢があるのか?義歯だけではなく、インプラント、ブリッジ等も含め、考えられる全ての選択肢をご説明し、選択していただけます。
  2. 義歯を選択された場合のみ当院で治療をさせていただきます。抜歯が必要な場合、遠方から来院される患者様は、基本的には地元の総合病院の口腔外科で抜歯されてから、当院にて義歯治療を開始いたします。
    ※当院での抜歯が可能な場合もありますのでご相談ください。
  3. 当院の義歯製作工程
    ①仮義歯無しの場合:型採り→口腔内の義歯の位置決め→試着→本義歯セット→調整
    ②仮義歯有りの場合:型採り→口腔内の義歯の位置決め→試着→仮義歯セット→本義歯のためのカウンセリング、調整、修正→本義歯セット→調整
    義歯は実際の生活で使ってみないと分からないことが沢山あります。当院の義歯製作フィードバック方式は、本義歯を想定した仮義歯で「違和感」「外見」「発音」「食べ心地」などを、ご自宅での日常生活で試すことができます。仮義歯で「全てOK!」という結果が出てから仮義歯と寸分違わぬ本義歯が出来上がるのが特徴であり、大きなメリットです。
  4. 義歯製作の平均通院回数
    ・仮義歯(リハビリ義歯)無し:完成まで4回
    ・仮義歯(リハビリ義歯)有り:仮義歯の完成まで4回、本義歯の完成まで3回、合計7回 
    ※治療の内容により回数が多少増えることもございます。

総義歯のリスクとその対処

  1. 経年変化として歯肉、顎の骨がわずかに減っていき、義歯が緩くなるリスクがあります。その場合、義歯自体を作り直す必要はなく、歯肉や骨が減った分のみを足して緩みを取ることが可能です。
  2. 人工歯が摩耗し、噛み合わせのバランスが崩れ義歯全体が外れやすくなるリスクがあります。その場合、義歯自体を作り直す必要はなく、人工歯のみ交換する事が可能です。
  3. 義歯を構成する材料であるレジンや金属、また調整に使用するその他の歯科材料に対してアレルギー反応を起こすリスクがあります。その場合、アレルギー反応を起こした材料の代替材料を使用する事が可能です。