キレイな歯を入れたい(60代前半/女性)

BEFORE
AFTER

治療の詳細

義歯の種類

上下の総義歯

製作方法

2回法(仮義歯+本義歯)

治療内容

誰しもお顔の作りは左右対称ではありません。作りだけではなく動き方も同様です。患者様は口角の高さに差があり低い方向に口が引っ張られて開きます。口元の審美性を作っていく時に大切なことはファーストインプレッション、ぱっと見の印象です。全体を見た時に笑顔やお話ししている表情と歯並びにバランスが取れているかどうかが重要です。気をつけなければいけないのは、顔の作りに合わせて歯並びを作ってしまってはいけないということです。画像ではお顔全体を見ていただくことができなくて残念ですが、とてもバランスが取れていて表情が美しく、自然な感じに仕上がりました。ご本人の治療後のコメントです。 「ここまで真剣にこちらの事を考えて治療に取り組んでいただけるとは・・・感謝しています。ありがとうございました。」とのお言葉を頂きました。こちらこそありがとうございました。

期間

約5ヶ月

費用

合計:3,300,000円(税込)
(仮義歯+本義歯+治療費)

当院の治療は保険外の治療となります。
治療費の3割だけを負担すればよい保険治療とは違い、費用を全て患者様のご負担となりますのでご注意ください。

総義歯のリスクとその対策

  • 仮義歯によるリハビリ期間を経ずに直接本義歯を入れられる場合、義歯セット後に顎の位置が良い状態に変化し、かみ合わせの調整が必要になる場合があります。その他に、歯肉も仮義歯を経た時と比較して変化量が大きくなる可能性があります。どちらの場合も、調整することで良い状態に持っていくことを基本としています。
  • 消耗部位である人工歯が摩耗し、噛み合わせのバランスが崩れ義歯全体が外れやすくなるリスクがあります。その場合、義歯自体を作り直す必要はなく、人工歯のみ交換する事が可能です。
  • 義歯を構成する材料であるレジンや金属、また調整に使用するその他の歯科材料に対してアレルギー反応を起こすリスクがあります。その場合、アレルギー反応を起こした材料の代替材料を使用する事が可能です。
  • 治療内容

    1. 当院は、最初にじっくりとカウンセリングをさせていただきます。カウンセリングでは、ご希望やお悩みをすべてお伺いし、レントゲン等の検査をさせていただきます。それらをもとに患者様が現在どのような状態なのか?どのような治療の選択肢があるのか?義歯だけではなく、インプラント、ブリッジ等も含め、考えられる全ての選択肢をご説明し、選択していただけます。
    2. 義歯を選択された場合のみ当院で治療をさせていただきます。抜歯が必要な場合、遠方から来院される患者様は、基本的には地元の総合病院の口腔外科で抜歯されてから、当院にて義歯治療を開始いたします。
      ※当院での抜歯が可能な場合もありますのでご相談ください。
    3. 当院の義歯製作工程
      ①仮義歯無しの場合:型採り→口腔内の義歯の位置決め→試着→本義歯セット→調整
      ②仮義歯有りの場合:型採り→口腔内の義歯の位置決め→試着→仮義歯セット→本義歯のためのカウンセリング、調整、修正→本義歯セット→調整
      義歯は実際の生活で使ってみないと分からないことが沢山あります。当院の義歯製作フィードバック方式は、本義歯を想定した仮義歯で「違和感」「外見」「発音」「食べ心地」などを、ご自宅での日常生活で試すことができます。仮義歯で「全てOK!」という結果が出てから仮義歯と寸分違わぬ本義歯が出来上がるのが特徴であり、大きなメリットです。
    4. 義歯製作の平均通院回数
      ・仮義歯(リハビリ義歯)無し:完成まで4回
      ・仮義歯(リハビリ義歯)有り:仮義歯の完成まで4回、本義歯の完成まで3回、合計7回 
      ※治療の内容により回数が多少増えることもございます。

    総義歯のリスクとその対処

    1. 経年変化として歯肉、顎の骨がわずかに減っていき、義歯が緩くなるリスクがあります。その場合、義歯自体を作り直す必要はなく、歯肉や骨が減った分のみを足して緩みを取ることが可能です。
    2. 人工歯が摩耗し、噛み合わせのバランスが崩れ義歯全体が外れやすくなるリスクがあります。その場合、義歯自体を作り直す必要はなく、人工歯のみ交換する事が可能です。
    3. 義歯を構成する材料であるレジンや金属、また調整に使用するその他の歯科材料に対してアレルギー反応を起こすリスクがあります。その場合、アレルギー反応を起こした材料の代替材料を使用する事が可能です。