東京で入れ歯をつくったが入れていられない【40代後半 / 男性】

CASE05 治療前(東京でつくった入れ歯)
BEFORE
CASE05 治療後
AFTER

治療の詳細

義歯の種類

上下の総義歯

製作方法

2回法(仮義歯+本義歯)

治療内容

「東京で保険で入れ歯を作ったが入れていられない、食べることもできない」というお悩みでカウンセリングにいらっしゃいました。
お持ちになった入れ歯を入れて頂くと、大き過ぎて鼻の下がふくらんでしまい、入れ歯を口の中に入れることすら大変で、「食べることなど全く考えられない」とおっしゃっていました。写真ではそれが一目瞭然です。
原因は、入れ歯が上下に大きすぎるのと、前後的な位置関係が合っていません。
お若い時のお写真を持って来て頂き、本来の口元を再現できるよう、丁寧に注意深く仮義歯をお作りしました。

CASE05 お若い時の口元
若い時の写真(口元)

合っていない入れ歯を我慢してお使いになっていると、悪い噛み癖がついてしまいます。
この方も例に漏れず悪い噛み癖がついてしまっていたので、少々長めにリハビリ期間をとり、噛み癖をリセットしてから本入れ歯の製作になりました。
以前の義歯と比べて、とても自然感が出て「入れ歯だとは誰にも気づかれない」とおっしゃっていました。良かったです。

期間

6ヶ月

費用

合計:2,200,000円(税別)
(上下仮義歯+上下本義歯+治療費)

当院の治療は保険外の治療となります。
治療費の3割だけを負担すればよい保険治療とは違い、費用を全て患者様のご負担となりますのでご注意ください。

総義歯のリスクとその対策

下記参照

治療内容

  1. 当院は、最初にじっくりとカウンセリングをさせていただきます。カウンセリングでは、ご希望やお悩みをすべてお伺いし、レントゲン等の検査をさせていただきます。それらをもとに患者様が現在どのような状態なのか?どのような治療の選択肢があるのか?義歯だけではなく、インプラント、ブリッジ等も含め、考えられる全ての選択肢をご説明し、選択していただけます。
  2. 義歯を選択された場合のみ当院で治療をさせていただきます。抜歯が必要な場合、遠方から来院される患者様は、基本的には地元の総合病院の口腔外科で抜歯されてから、当院にて義歯治療を開始いたします。
    ※当院での抜歯が可能な場合もありますのでご相談ください。
  3. 当院の義歯製作工程
    ①仮義歯無しの場合:型採り→口腔内の義歯の位置決め→試着→本義歯セット→調整
    ②仮義歯有りの場合:型採り→口腔内の義歯の位置決め→試着→仮義歯セット→本義歯のためのカウンセリング、調整、修正→本義歯セット→調整
    義歯は実際の生活で使ってみないと分からないことが沢山あります。当院の義歯製作フィードバック方式は、本義歯を想定した仮義歯で「違和感」「外見」「発音」「食べ心地」などを、ご自宅での日常生活で試すことができます。仮義歯で「全てOK!」という結果が出てから仮義歯と寸分違わぬ本義歯が出来上がるのが特徴であり、大きなメリットです。
  4. 義歯製作の平均通院回数
    ・仮義歯(リハビリ義歯)無し:完成まで4回
    ・仮義歯(リハビリ義歯)有り:仮義歯の完成まで4回、本義歯の完成まで3回、合計7回 
    ※治療の内容により回数が多少増えることもございます。

総義歯のリスクとその対処

  1. 経年変化として歯肉、顎の骨がわずかに減っていき、義歯が緩くなるリスクがあります。その場合、義歯自体を作り直す必要はなく、歯肉や骨が減った分のみを足して緩みを取ることが可能です。
  2. 人工歯が摩耗し、噛み合わせのバランスが崩れ義歯全体が外れやすくなるリスクがあります。その場合、義歯自体を作り直す必要はなく、人工歯のみ交換する事が可能です。
  3. 義歯を構成する材料であるレジンや金属、また調整に使用するその他の歯科材料に対してアレルギー反応を起こすリスクがあります。その場合、アレルギー反応を起こした材料の代替材料を使用する事が可能です。