こんにちは。
先日、面白い話をお聞きしました。
９０歳ぐらいの世代の方の話でしょうか！？
昔、お遍路を始める前に
四国にある歯科医院で、
全て歯を抜いてから
お遍路をするというのです。
歩きでは、巡り終わるのに
４０～５０日かかりますから
終了したら
歯を抜いた歯科医院に戻って
型を採って、
一連の治療を済ませ
歯を入れて帰郷するという話です。
まあ、歯を抜いたばかりは
体力的にしんどかっただろうなー？とか、
型を採ってからは
入れ歯が出来るまでの間
しばらく四国で滞在しながら観光をしているのかな～？
とか、いろいろ小さな疑問は湧いてきますが
期間的には、なんかとても理にかなっていて
面白いシステムかもしれないなーと
感心してしまいました。
どこを感心したかというと
抜いてすぐは、
歯ぐきも痛いし
型が取れません。
お遍路が終わる一か月後ぐらいには
歯を抜いたところの傷も癒え
歯ぐきはある程度引き締まって来て
型が取れるくらいになります。
ちょうどいい期間なのです。
ましてその間、家にいるだけでは
気も滅入りますし、
働くにも
他人との会話がままならなければ
ストレスもたまります。
肉体的にも精神的にも
いいな～っと思った次第です。
今日はこれだけです。
ではまた。