部分入れ歯
部分入れ歯とは?

部分入れ歯は歯列の中で歯が欠損している所だけに歯を補う入れ歯で取り外しが可能です。
1~2歯欠損にはピンク色の床の部分入れ歯を、3歯欠損からは金属床部分入れ歯を快適性と強度の点からおすすめしています。
残った歯を守るために金具を延長して力の分散をはかることもあります。
金属床部分入れ歯とは?
多数歯欠損に用いられることが多く、レジン床部分入れ歯の一部が金属に置き換わっている入れ歯をいいます。
うすくてぴったり装着されますので違和感が少なく発音もしやすい、丈夫な入れ歯になります。
見た目のバネだけの違いにより2種類あります。
残っている歯にかけるバネが金属でできているものと、
バネがピンクの歯ぐき色で出来ているものです。
バネが金属でできている金属床部分入れ歯の特徴
長所
- バネがピンクの部分入れ歯と比較して精密です。
- バネがピンクの部分入れ歯と比較して丈夫です。
短所
- お顔の正面から歯の上に金属のバネが見えてしまい、
審美的に劣ります。
バネがピンク色の金属床部分入れ歯の特徴
長所
- お顔の正面から見て、金属が無いので入れ歯をしていないように見え、審美的に優れています。
短所
-
バネの部分が劣化しやすい。
(そこのみの修理は可能ですが、技工所で修理になるためお預かりとその日数が必要となります。) - バネが金属の金属床に比べてわずかに精密度に劣る。
バネが金属かピンク色かの金属床部分入れ歯、選択の目安
選択の基準は
「見た目」を取るか「機能性」を取るか?

ノンクラスプデンチャー(バネがピンク色)
入れ歯をしていないような見た目

ノンクラスプ金属床部分入れ歯
丈夫で壊れにくい
部分入れ歯の患者様
こちらの患者様は部分入れ歯で
残った歯とのバランスを見ながら自然な部分入れ歯を入れることができます
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上:前歯が部分入れ歯、
下:部分入れ歯 -
上:向かって左側の前歯のみ
部分入れ歯 -
上:
前歯が部分入れ歯、
下:総入れ歯 -
上:総入れ歯、
下:部分入れ歯 -
上:前歯が部分入れ歯
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上:総入れ歯
下:奥歯のみ
部分入れ歯